とうとう行ってきたぞん
ようやく行くことが出けた!
ブックマークに高らかと揚げてから1年以上がくる麺屋なかむら
俺の訪問熱望度はピークに達していたぞ!
昨年も何度かトライした麺屋なかむらだが売切れ御免で閉店
店の前で悔しくて地団駄を踏んだことか・・・
訪問時刻開店時間の夜7:00
茹で麺機のお湯の綺麗な状態時間を狙っての突入
塩ラーメンを店主に告知し着席
俺は厨房の様子を感じることにした
ラーメン鉢を湯で温めている
茹で麺機を使用しない時は蓋をして熱効率を良くし
その上にチャーシューの入れもんを置くという合理的な方法と取り
客への提供温度と旨さへの追及が垣間見える
【作製開始】
麺をデボに入れ泳がす
茹で麺機は最大4つで業務用のゆで麺機としてはかなり小さい
湯の濁りも早く湯替えは15杯から20杯のラーメンが出ると限界に近いだろう
麺の茹で加減の指針にはタイマーを使用したぞ
温めていた鉢にレードルで塩ダレを入れ
次に香油が入る
俺が驚いたのはここからだ!
熱効率の悪さと酸化を防ぐため
雪平鍋でスープを加熱し
小出しでスープをラーメン鉢に挿入する
こうすることによってメインの寸胴内にあるスープの酸化を防ぎ
閉店終了まで味の均一化が図ることができるからだ
しかも寸胴加熱が最小限に抑えられ
ガス代が節約できるという経済的なやり方に俺は感心したぞ
麺の湯切りスナップは9回の3拍子系
これ以上やると麺の温度が急激に低下する限界だろうと思う
到着は発注告知から3分後
一杯のラーメンだけに集中しての作成でリズムのいい登場
トッピングはネギともやしとチャーシューのみのシンプルなラーメンじゃ
■塩ラーメン650円
【スープ】
鶏ガラベースのスープにとんこつを合わすWスープ
香油が少ない為あっさりと感じるが
味はコクと深みがあり旨みが継続する
塩ダレは角のない焼き塩で塩だれに化調が入る
【製麺】
麺は若干細麺でストレート
クチナシの色とかんすいの香りが強い
加水率多めで食感と喉越しがいい
形状は四角で緩やかなエッジが口当たりの強さを主張する
【チャーシュー】
小ぶりで部位の違うチャーシューが2枚あり
よくある煮豚ではなく焼きが強い煮豚(炙るというより焼き)
それによって食感が良くなるがこういう仕事も珍しい
旨かったのでもっと入れてほしいぞ
【総合的評価】
中盤に差し掛かるとこれまでのコクのある味から
がらりとスープの表情が変化する
麺から溶け出した成分がそれを邪魔してくるのが残念だ
一杯650円。。。
コスパ的(原価)にはそれほどでもないラーメンなので
高い気がするのが実感じゃ
まじりんのレストランガイド
http://u.tabelog.com/000611345/
麺屋なかむら
【住所】愛媛県松山市三番町2-3-1
【電話】未確認
【営業】19:00~23:30 ※スープが無くなり次第、終了
【定休】日曜日